美容室と同じ仕上がりを自宅でも！チェンジリンスについて解説

美容室で買ったシャンプートリートメントを使っているのに、なぜか家では同じ仕上がりにならない…。
というお悩みをお持ちの方、いらっしゃいませんか？

美容師の技術がないといい仕上がりにならない、と諦めている方多いのではないでしょうか。
実は、ご自宅でも簡単に美容室帰りのようなツルツルツヤツヤの質感になれる方法があるんです！

それは、“チェンジリンス”と呼ばれる方法です。
“チェンジリンス”をすることでトリートメントの力を最大限に発揮できるようになるのです！

今回の記事では、美容室向けヘアケア製品を開発しているゆうだからこそ話せる“チェンジリンス”について解説していきます！

チェンジリンスとは

トリートメントの効果を最大限に高めるヘアケア方法です。
もう少し具体的にいうと、ある方法で作った“トリートメント水”を髪にバシャバシャとかけて、トリートメント成分を髪全体に極限まで広げていく方法のことです。
一手間加わってしまうことにはなりますが、このチェンジリンスをすることでなんと！手触りが格段に良くなるのです！
普通、トリートメントを髪に付けて全体に馴染ませようとした時、実は髪全体に満遍なく塗り広げるのは結構難しいことなのです。

少し想像してみてほしいのですが、絵を描くとき、真っ白なキャンバスに、500円玉大くらいの大きさの絵の具を使って均一に色を塗ろうとした時に、キレイに塗れるでしょうか？
どこかだけが濃くなったり、薄くなったり、全体に行き渡る前に絵の具が擦り切れてしまうと思います。

実は髪でも同じで、髪の表面積で言うととても大きく（人にもよりますがベット一つ分くらいの面積があると思ってください）、そんな広い面積を手のひらに乗っけたトリートメントだけでまかなおうとしているのですから、とても大変なことは容易に想像できますよね。
そこで、この広い面積に均一にトリートメントを行き渡らせるために編み出された方法が“チェンジリンス”なのです！

チェンジリンスのメリット・デメリット

ではチェンジリンスのメリット・デメリットについてお話ししていきます。

少しだけ一手間が加わるので、時間を取りなくない方や面倒に感じる方には向かないかもしれません。
しかし、この一手間を惜しまずに毎日続けていると、１週間後、１ヶ月後、1年後の髪にどんどん差がついていき、とてもキレイな髪を維持し続けることができます。
お金をかけずに自分の理想とする髪を手に入れることができる方法なので、やらないともったいないですね！

チェンジリンスのやり方

美容室でのやり方

まず自宅での方法をお伝えする前に、美容室でのやり方をお話しします。
基本的な流れとして、

シャンプー泡立てる⇨シャンプーすすぐ⇨トリートメントつける⇨ チェンジリンス ⇨しっかりすすぐ

トリートメントをつけるまでは、いつも通りです。
トリートメントをすすぐ時に注目！
シャンプーボウルに栓をしてすすいだ水をシャンプーボウルにためていきます。
そうすると、シャンプーボウル内にはトリートメントがとけたお湯がどんどん集まってきます。
ある程度集まったら、そのトリートメント水をカップなどを使ってバシャバシャと髪にかけていきます。
どんどんかけて髪に行き渡らせます。
これがチェンジリンスです。
リンスというのは「すすぐ」という意味がありますので、シャンプーボウルにためたトリートメント水を順番に交代しながらすすいでいく、みたいなイメージです。

自宅でのやり方

ということで、美容室ではシャンプーボウルがあるのでうまくできました。
さてご自宅ではどうでしょうか。
シャンプーボウルがあるお宅はなかなかないですよね。
ではどうするか。
洗面器（風呂桶）を使います。
トリートメントをすすいだお湯を洗面器にためていきます。
洗面器いっぱいまでお湯がたまったら、洗面器の中に髪を浸けて髪にトリートメント成分を浸透させていきます。
髪が短くで洗面器の中に浸けることができない！という方は、洗面器からお湯を手などですくって髪にかけていきましょう。
こうすることで美容室でのやり方を再現でき、チェンジリンスの効果を得ることができます

まとめ

今日は美容室では当たり前に行われているヘアケア方法である、“チェンジリンス”についてお話ししました。
トリートメントを髪全体に付けようとしても、髪の表面全部に均一に付けるのはとても難しいこと。
全体にちゃんと付けているつもりでも、実はうまく付けられていないということもよくあります。
せっかく美容室でシャンプートリートメントを買っても、それをうまく使いこなせていないともったいないですよね。

ですが、“チェンジリンス”をいつものケアに加えるだけで、いつもより髪がうるうる、ツヤツヤ、サラサラになること間違いなし！
美容室ではとても良い仕上がりになるのに、家では同じようにならない、とお悩みの方、ぜひ試してみてください！